嘘の自白のきっかけ

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嘘でもいいから自白をしようと決めた日は、様々な状況からある程度絞られていました。
しかし、何故その辺りの日に?…と云う理由に関しては、決定的な事が見当たりませんでした。

初公判が迫ってきた為?としか思えなかったんですが、それだけでは理由としては弱いなぁと。
また、弁護士に最後通牒を突き付けられたとも考えましたが、80日間も耐えて来て、同じような言葉の繰り返しの「今更」感も抜けきれませんでした。
流石に弁護士も非協力的な言動までは云えまいとも思えます。

ただ一つ忘れていた事がありました。
中峯君らの公判日程でした。

松江の逮捕以降、殆どの情報が閉ざされていたため、点と点を結ぶ作業で「漏れ」てしまいました。

多分なんですが、
2022年6月29日に初公判が開かれた様です。
多分というのは、これが初公判なのか?第二回なのかハッキリ判らないからです。
で続いて
2022年8月16日午後1時30分から次の公判が開かれました。
この時は証拠調べとの記述があり、判決まで約2か月ある事から、判決までの間にもう一度論告求刑があったものと推測されます。
その論告求刑は9月30日では無いかと。

彼らは自白しても、二人だったから、初公判>証拠調べ>論告求刑>判決だったのか?
彼女は一人だったから証拠調べが無かったのか?
いや、塚本は結局自白してもちゃんと証拠調べが行われた模様。
確かに、あの状況で彼女の証拠調べなど始めたら・・・
裁判の体を成さなくなりそう。
もう判ってしまったので、今更構わない事なのですが・・・

気になったのは、8月16日火曜日の中峯君らへの証拠調べです。
丁度彼女の初公判の一週間前にあたります。
ここで、贖罪寄付(※)の件も裁判所に伝えられたと思います。
で、彼らはようやく保釈されたのではないかと。
6月29日の可能性もありますが、この日(8月16日)が証拠調べと云う事なので。

通常2~3日で保釈されるものと思いますから、遅くとも週末には保釈されているハズです。

検察や弁護士ならば、この手を使わない訳がありません。
「君の彼氏、自白した事で、無事保釈されたよ。」と。
まだ保釈されていなかったの!?
と云う想いと、
保釈されたんだ。自由になったんだ。
今ここで一番聞きたくない事実を目の当たりにした瞬間だったかも知れません。

時は偶然かも知れませんが、中峯君の保釈は8月18日~19日ごろの事かと思われます。
嘘の自白を決意した日は、過去に書いたように週末の19日~翌週明けの22日ごろと推測していました。

80日近い拘留中耐えに耐えてきた彼女の心が、この事でポッキリと折れてしまうのも頷けます。

これが彼女を嘘の自白へ導いた一つの理由となったのでは無いでしょうか。

※罪を認めながら、何故ここまで返金が遅れていたのか?を考えると、どうも国の方針がある様に感じます。
 給付金に対する詐欺なのですが、何故か直接の返金しか受け付けていません。
 つまり中峯君の場合は国の給付金を直接受け取った訳でないので、返金扱いにはならない様なのです。

【追記】長期勾留の恐ろしさはここからも

これほどまでに長く苦しい事も無いだろうと思えますが、彼女は当時22歳。
世間を知らぬまま、逮捕・拘留されている訳ですから、「地獄」度合いはそう変わらないのではないかと。
検事も同じような感じの対応だったのかと想像されます。
何せ証拠らしい証拠もないままに、起訴しなければならなかったのですから。

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