冒頭陳述・出会い

反証

このページは公判直後に書き記したものです。現状と見立てが少し異なる点があります。

【私自身、副業や投資に興味があって、中峯さんが講師だったビジネスコンサルタントのセミナーで受付をしていたのがきっかけで知り合いました。】
この辺りは、嘘をついても仕方ないので、概ね事実だと思うが、何か端折っていないかい?
もう、警察や検察の言葉自体に疑いを持ち始めた自分がいる事に、少し悲しささえ覚える。

興味があって「受付」は考えにくいとは思わないか?
全く興味が無い訳ではないけれど、普通は紹介か何かで無いと、いきなり受付って・・・
興味があるだけで受付嬢ってならないよ。
本来はそのセミナーに参加して、次参加する際に受付を頼まれるって云うのが自然な流れじゃないかな?
興味と受付が一緒になって判りにくいね。

ただ私は彼女がさほど興味を持ったとは思えない。
たぶん、多少興味があって受付のアルバイトした。が正解なんじゃないかと。
で、中峯竜晟が彼女を気に入ったと。
中峯は当時から経営者だったし、詐欺師(※)なので話も面白かったんだろう。
彼女にしても、声を掛けられたのは、決して気分の悪い話で無かったと思う。
そこから少しだけ興味を持ち始めた。

ここのポイントは「少しだけ」というところ。
付き合っていたかどうかまでは、公判の中で明らかになっていないので、そこは保留しておくとしても、お互い好意があった事は事実だと思う。
中峯は彼女のバイト先に良く行っていたらしいので。

当然、好意を抱けば、その人のやっている事にも興味が出てくる。
当然の事だと思う。何の不自然さも無い。
中峯も馬鹿ではないと思うので、詐欺師(※)であることは当然伏せると思う。
だからと云ってセミナーなど開いている訳だから、合法的な事は喋るだろうし、きっと面白く話をして、会話も弾んだ事だと思う。
ただ、そこまで投資にハマったとは思えない。
あくまでも彼の仕事に興味があった程度だと思う。

何故って?
女の子がそんなものにあまり興味を抱かないという事と、興味を抱けば、必ずマルチの勧誘を受けると思うから。
もし、彼女が興味を抱いていても、マルチの勧誘を受けていないとしたら、それはもう本物の恋心が中峯竜晟にあったはずで、そんな彼女に給付金申請を頼んだのは、少し不思議だが、頼んだとしても、不正な事実は隠し通し、罪にならない申請業務だけを任せたと考えるのが自然ではないだろうか?

※マルチや一任勘定取引等の違法行為の事。
 仮にセミナー等で中峯がこの様な事を喋っていても、
 彼女がそれを不法行為と理解できないのなら、
 投資などにそれほどの興味が無い表れでは?と考える。

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