判決が出ましたが、控訴まで諦めたくありませんので、控訴期限の22日まで何とか小ネタも含めて書き綴ってゆこうと思います。
彼女の絶縁までは考えていませんと云う言葉ですが、逮捕されてから一度も娑婆に出る事が無い状況で発せられた言葉です。
中峯君の逮捕などは知っていましたが、そのほかの情報は何も知らない状況、つまり逮捕前までの彼らとの関係の中で思ったことを伝えた言葉だと思われます。
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果たして逮捕前から彼女は中峯君の不法行為を知っていたのでしょうか?
一任勘定取引が違法である事などは、個人投資をする側から見れば少々離れた内容になりますし、判りにくいですから知らなかったのでは無いかと考えました。
マルチの勧誘ですが、これは現時点で不法行為と断定出来ませんが、セミナーの受付をしていたぐらいですから、知っていた可能性も高いとは思います。
しかし、その詳細な内容まで知っていたのか?を考えると、老後2000万円に代表される様に「投資」に興味があっただけで、詳しくは知らなかったのでは無いかとも思えます。
また、マルチの勧誘の中心となったと思われる「マイニングエクスプレス」の松江が彼女の事を知らないと云う時点で、彼女は中峯君こそ仲が良かったと思われますが、実質的な投資の話には参加すらしていないのでは無いかと思います。
※給付金申請から事情聴取までの1年半もの間でも、その様な投資の知識が蓄えられている形跡が無い。
受付した投資セミナーも一体どの様なものなのか?良く解っていませんので、此処では「良く知らなかったのでは無いか」と云う風に考えて話を進めたいと思います。
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彼女の逮捕前、中峯君の情報は外部(ネットなど)では皆無だったはずですし、彼女自身が中峯君と知り合って間もない事から、仕事内容を詳細には知らなかったのでは無いかと想像されます。
不法行為などの事を報道で知るには、保釈後しか無いと思います。
※もちろん、担当刑事がこれ見よがしに中峯君の不法行為を吹聴していた可能性はあります。
ただ報道されている事実についてですが、警察もマスコミも、結局蓋を開けてみたら10%程度の真実を「誇張」するものですから、90%の嘘で話が成り立っている様に思えます。
保釈後ネットなどで知り得た情報についてですが、判決後まではお互い接触禁止でしょうから、彼から直接真実を聞ける立場に無いため、不安になったのでは無いかと考えられますし、彼の執行猶予付きの判決を聞いて、多少楽になった面はあるでしょう。
彼が何処まで不法行為に手を染めていたのか判りません。
グレーゾーンと呼ばれるところは結構手を出していた様にも見受けられますが、執行猶予中の今は綺麗さっぱり手を洗わないと、大変な事になる事ぐらいは理解しているでしょうから、これからはちゃんとした仕事をするのではないでしょうか。
じゃぁ何故今まで出来なかったんだ。と云う事ですが、若いがゆえに夢もあったでしょう。読みの甘さもあると思います。
会社を辞めて、自分が想像していたほどに事業が順調ではなかったのでは無いかと考えています。
人間誰しもがそうですが、楽に稼げるのであれば、そちらに流されてゆくものです。
私は失敗の経験量が事業の強靭さを司ると思っていますが、特に若い人であれば、そう云った失敗の経験も少ないでしょうから、より流されやすいと思います。
気が付けば後戻りできないところへやってきてしまった。こんな感じじゃないでしょうか?
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いずれにせよ、保釈後に彼女が彼の事業を何処まで知り、それが納得行くものだったのかどうか?ここが今後の別れ目になるような気がしています。
彼女が保釈され、判決が云い渡された後には、双方とも執行猶予付きの判決なので、中峯君と会う事が可能になります。
拘留中には絶縁を考えていないと語った彼女ですが、表に出て諸々の報道を知り、それでも中峯君と会う気持ちになれているのかどうか?ココが少し気になるのです。
証拠書類のタイトルだけを見ていると、中峯君が彼女を最大限カバーしようと努力している様に見えました。
なので、彼女も初公判直前まで否認しようと頑張ったのだろうと思います。
しかし、彼は懲役3年執行猶予5年でしたが、彼女は懲役2年執行猶予3年とさほど変わらない判決でした。
結構違うのですが、実質的には何の差もありません。
片や実刑確定の様な書かれ方をしていましたし、事実懲役が4年から3年に、そして執行猶予です。
彼女の方は、自白を求められ、それに嫌々応じた結果でも、求刑通りの懲役に「実刑も考慮した」と云われた執行猶予判決。
この差が何処にあるのか?もうこれは弁護士の差でしかないのですが、これがまず理解出来るかどうか。
私も車やバイクに興味がある為、任意保険の選定には注意深くなっていますが、保険会社や担当者で事故の過失割合が大きく変わります。
彼と彼女ほどの酷い差を感じる事はありませんが、やはり高い保険金を積んでいると、結構有利に働くことが多い気がします。
※もちろん、弁護士も同じで、国選だから絶対駄目と云う訳でもなく、私選だから大丈夫と云う訳でも無いです。
比較的その様な傾向になると云う事です。
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人の噂も75日と云いますが、もう検索しても新たな情報は殆ど出てきません。
確実に彼女の話題は風化し始めていると思って良いでしょう。
しかし、それは世間一般、つまり彼女と関係のない人たちだけと云う事です。
彼女を知る人は、一生忘れないかも知れません。
大事なのはそこですよね。
知らない者たちとは、何かきっかけが無いと出会う事がありませんが、彼女を知るものにとっては、ずっと犯罪者のレッテルを貼られたまま、余程近しい人物で無いと、それを説明する事すら許されません。
それが判決というものです。
ですから身に覚えのない事があれば、誰もが控訴と云う手続きを取る訳です。
弁護人の知識も無いままに逮捕拘留された訳ですし、その対応も家族では出来なかったところに一抹の不安があり、こちらから見ると中峯君を頼った方が良いのでは無いかと、余分な事を考えてしまいますね。
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