控訴していない可能性高まる

意見

先日(3月中旬)高等裁判所に連絡を入れてみましたが、傍聴問い合わせに彼女の名前では該当するものはないとの事でした。
残念ながら控訴しなかったのでは無いかと考えられます。

仕事に追われ、問い合わせる時期が少々遅れたので、もう「既に終わっている」可能性も少しだけありますが、順序的には3月末から4月頃と思って居ましたので、控訴した可能性は限りなく低いように思えます。
もしご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。

あれだけしっかりとした視線で対峙してきた事、彼らと「無用に縁を切りたくない」と云っていた言葉や、量刑・判決内容等を考えると、控訴しなかったと云う事に対しては、何故?と云う思いと共に、残念な思いしか残りません。
さほど娘に興味のない親からすれば、娘の「真実の追及」よりも、イエの「世間からの目を遠ざけたい」と云う封建的な考えの中、控訴を選択しなかったと考えられますね。
もちろん、彼女自身が控訴したくないと考えたかも知れませんが、諸種の状況を考えると概ね親の意向だと思って良いのかと考えられます。

昨年12月に投稿して以降、幾つかの小ネタに出会いましたが、私もようやく日常に戻りつつあり、この様な事をのんびり書いても居られなくなったので、控訴審に対しては非常に期待していました。(本人が来ないであろうから抽選も無いだろうと云う気持ちもあり、是非足を運んで傍聴したいと思っていたのです。)

中峯君の判決については、裁判所の速報にてPDFをダウンロード出来たため読んでみましたが、概ね納得の行くものでしたし、彼自身も裁判で云っていた通り、元々はお客さんに対してのアドバイスから始まったものだったのは事実かと思います。<これが詐欺のスキームとされた。
既存の顧客にスキームを作り、それを手伝う事や合法か違法かを含めたアドバイスや紹介する事は法的に問題ないと思うのですが、給付金から報酬を受け取ってはいけません。
彼が尊敬していたとされる松江の為に行った行為も、報酬を得る事で変容し、更なる深みにハマっていったのでしょう。
そして、その辺りの事を反省し、捜査機関には正直に彼は語ったのだと考えられます。
ただ事実しか喋らなかった為、警察などは彼女に対するちゃんとした報酬等の供述調書も取れなかった(曖昧な金銭授受の証言のみ、物的証拠は無しの模様)のだろうと思いますし、彼女の公判に於いては大した証拠も集まらず、自白に頼るしか無かったのだと考えます。
初公判での自白に出てきた「貯蓄」と、確たる報酬の証拠が出せなかった(一番簡単な物的証拠である預貯金の記録が不提出)検察側の矛盾が一番判り易い事かと思います。

彼女の場合、反省しろと云われても、故意に人を騙そうとしたりお金を貰って作業を手伝った訳で無ければ、そう多くを反省するところは無いだろうと思います。
※もちろん反省点が全く無い訳ではありませんが、逮捕・起訴され有罪になる程の反省点は無いのでは?と思っています。
反省と云うものは、将来同じ過ちを繰り返さない為にあると思いますので、結局のところ一審が済んでからしか反省出来ませんでしたが、今回に於いては「お金をつぎ込んででもちゃんとした弁護士を雇う」とか、「納得がゆくまで控訴して真実を掴み取る」とか「自分を信じているのであれば、(この件に於いては敵対するとされる)警察には一切協力しない(※)」と云うのが反省に対する答えではないかと思うのです。

※敵とみなされている訳であり、黙秘は認められた権利です。
 そもそも捜査機関である警察が敵対する容疑者から話を聞こうとする事が理にかなっていないと思うのです。
 ゼレンスキーがプーチンに「何処を攻めようとしているの?」って聞いているのと同じ事ですから、敵対する人の言葉など本当の事なんて判るはずが無い。
 何故その様なごく自然な事を考える事が出来ないのか?敵対する容疑者の供述に頼ろうとするのか?そこが不思議なんです。

基本的には人を信じる心は大変大切な事だと思いますし、平時に於いてはその気持ちを決して捨ててはならないと思います。
しかしそれも相手次第でしょう。
五・一五事件の犬養毅首相の例を上げるまでも無く、敵対する人物は自分にとって「話しても判らない」と考えるのが妥当でしょう。

昨年までの私なら、仮に事情聴取を受けたならば、きっと彼女と同じように「話せば判る」と思い一所懸命に説明したと思います。
だけど貴女のお陰で良く解りました。
敵対する者に対しては法の許す限り反撃すべきであると。

ルフィ一味の件で知られるようになった事があります。
強盗に入られたら「殺意を持って相手に対応する」と云う事を。
警察に捕まったら(自分が本当に何も悪くないのであれば)一切警察に協力する事無く、弁護士を通じて反撃にあたる事を。

年が明けてから知り得た小ネタをなど・・・情況証拠というものですか?それらを組み合わせて見ると、なんとなくですが彼女が逮捕された事がぼんやり見えてきました。
この辺りのネタは、何故控訴しなかったのかと云う考察と共に、またいずれ書いてゆきたいと思います。

彼女の名前を消す事が出来なかったのが、至極残念です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました