警察は事情聴取で調べてきたものと、逮捕時に押収したものの中から、幾つもの証拠となりそうなものを取り調べの際に見せるのでは無いでしょうか?
見るものだけでなく喋る事が多かったかも知れません。
いずれにせよ、23日(+再逮捕の20日)の拘留期間な長さから云っても、LINEの内容は解析され、ちゃんと内容は聞かされていたと思います。
思い出して下さい。再逮捕時に起訴されていない事を(起訴猶予でした)。
それでもなお、彼女は否認する。(起訴猶予なので)起訴出来たはずです。
一方塚本は黙秘していても、すぐに起訴されました(中峯・中村も同様)が、何故か彼女だけはこの様に、一旦は「起訴猶予」になりました。
何か留める理由があったのかも知れません。
再逮捕して更に自白を得る時間的余裕が欲しかったのだと思いますが、彼女はほぼ黙秘状態。
弁護士からの動きが無ければ、国民的な期待もあり、検察は予定通り起訴しないといけませんよね。
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まさかとは思いますが、
警察は本当に22歳の女の子を少し脅せば自白すると考えていたのでしょうか?
それとも逮捕によって新たな証拠が出てくると思っていたのでしょうか?
もし本当に公判で提出された証拠書類の中に
●「中峯の(彼女が)詐欺を認識していたと云う証拠に関する供述」
●「60万円が何時、何処で、どの様にして、幾ら渡したのか?という証拠」
が無いとすれば、これらの自白をどの様に解釈すれば良いのでしょうか?
一般的な印象では、この様な証拠が揃って初めて「彼女が自白通りの供述をした」と云う事になると思うのですが、何故か彼女は「(60万円の受領に関して)証拠に載っていない部分」は自白出来ていません。
※曖昧な部分は曖昧なまま、同じように自白している。曖昧でない部分は同じだろうが、曖昧な部分まで同じでは信憑性を問われるのでは?
詐欺の認識についても先に述べたように、あくまでも想像の域を出ませんが、直接関りのない人からの供述しか得る事が出来ていない様子です。
これでも「自白」さえあれば良いと云うのであれば、それは「証拠主義」ではなく「自白主義」と云う事になってしまいますね。
弁護士が反証すれば、不起訴になるかも知れないけれど、
彼氏も既に逮捕しているし、とりあえず、逮捕しても良いのではないか。
主たる目的は国税職員が詐欺をした事を「報道を通して世間に知らしめる」為なんだから。
などと考えているとしたら、これもまた恐ろしい事だと思う。
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